ENSEMBLE ELECTRONICS and SPEAKERS

Dirondo player

Fuoco.

Figura.

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Ensemble - プロフィール

アンサンブル社は、異なる文化を超越して人間性が創造的に表現されるただ一つの世界共通語である音楽に魅了され、その音楽への情熱から誕生しました。

エレクトロニクス時代の可能性とともに、アンサンブルは技術的な手段そのものの影が薄くなるほど完成度の高い音楽再生を実現することに挑戦してきました。ちょうど偉大な音楽が音符と楽器を超えたものであるように、優れた音楽システムはスペック、パーツおよび組み合わせを超越するものです。ここに優れたものと平均的なものの違いがあり、アンサンブルはここに新しいアプローチと目標を見出したのです。すなわち録音および音楽製作のみをその限界として、音楽のマジックとライブと同等の音質を追求することです。

ウルス・ヴァーグナー博士によってスイスの企業として1986年に創立されたアンサンブルの最初の製品は PA-1 スピーカーでした。 このスピーカーが15年以上にわたって生産され、これを所有する世界中の多くの音楽愛好者の誇りとなってきたという事実は、この企業の最初からのポリシーを物語っています。 そのポリシーとは先進的なオリジナル設計技術と時代を超えたエレガントなデザインを兼ね備えた、いつまでも色あせることのないクラシックな製品を提供することです。

創立者でもあるアンサンブルの最高経営責任者は、創造的な熟練工の技術と新進的な考えに満ちた家庭に生まれました。 スイスのバーゼル大学を終えてから、彼はアイスランド、ロンドンおよびバーゼルの大学で言語学の学位を取得しました。その後、音と音楽に深い関心を持ち、科学、技術、設計および製造が一体となって初めて可能となる音楽再生が彼の選んだ挑戦でした。 そして、一日の終わりに得られる報酬は金銭的価値とは無縁な、心にダイレクトに伝わる純粋な音楽の楽しみでした。

「アンサンブル」とは、完全に調和した人または物事の集まりを意味します。 その名前が意味するとおり、このスイスの企業の方針は「プラグ・アンド・プレイ」システムとして最高の音楽の結果を保証する製品を作り上げることですが、また単一のユニットとしても不自然な色付けがないため、既存のシステムの音楽再生に大きく貢献することができます。

同様の開放的気質をもって、アンサンブルは通常は外注となることが多い専門資材、技術および専門知識をも組織内に整備しました。 明確なコンセプトと革新的なアイデアによって柔軟性と強靭さを同時に具現化する組織とともに、設計と生産能力のアンサンブル(調和)を築き上げることができたのです。

ここ数年にわたって、アンサンブルの音楽システムは音響的条件の良くない部屋に設置されても、常に高音質の音楽を再生するという評判を獲得しました。 部屋によって音が影響を受けるという事実に慣れている人にとって、なぜアンサンブルのシステムにはそれがないのかしばしば不思議に思われてきました。 その究極の説明は、どこまでもニュートラルな音質を備えた音楽システムだけが、部屋の貧弱な音響条件を克服する可能性をもつということです。 システムが、非線形、歪み、強調あるいは他の問題により固有の音質をもつにつれて、それがリスニング・ルームの問題と重なり、時には受容しがたいほどはっきりとした音質劣化につながるのです。

実際の使用状態におけるコンポーネントを設計する際、アンサンブルは電気的および機械的な干渉の制御など、設計図上ではしばしば見落とされる領域にも多大の注意を払います。これらの干渉防害は表面には現れないため、しばしば看過されてしまいます。これらの干渉が取り除かれて初めてその影響の大きさが明らかとなり、これによって得られたごく自然で非常に明瞭な音質はまったく次元の異なるものです。

音楽はエネルギーであり、音楽をうまく再生するということはこのエネルギーをコントロールし、それがあってはならないところでは制止するということです。この理由により、共振の制御、つまり不要な振動エネルギーの防止、抑止、拡散はアンサンブル製品全体に通じる強力な設計思想となっています。

電気的な領域においても、アンサンブルは広範囲に及ぶ潜在的な干渉がシステムへ入り込んで妨害する機会をほとんど与えないようにする有効な解決策を見つけました。

アンサンブル・システムの魅力は、その音楽の表情の豊かさだけでなく、非常にデリケートな部分から思い切り劇的な部分に至るスケールの大きな表現能力にもあります。ある意味では、アンサンブルのこのスケール感は多くのより大きなシステムより広いと言えます。なぜなら、パンチ力とパワー感が主な関心事である大型システムでは微細な音楽情報が埋もれてしまい、楽器と演奏者の自然な寸法比が失われる傾向にあるからです。

もしアンサンブルとそのコンポーネントがもつ本物の音楽性に秘密があるとすれば、それは音楽と音声に対する情熱、完璧なクオリティへの先天的な愛情と結び付いた学際的な思考、そして通常は見落とされたり軽視されるパラメーターをも考慮に入れた広い角度からのアプローチであるといえます。

人間の耳は、最良の測定器をはるかに超えて音質を聞き分けることができますが、これはまさに音楽のもつ極度に複雑な情報のためです。最初に音色、フレージング、リズム、テンポおよびダイナミズムといった厳密な音楽的要素があり、これに固有の音をもつ多くの楽器や音声が加わるにつれて、織り成される音楽はますます複雑でデリケートなものとなります。空間に放たれた自然な音楽には、そのミラー・イメージや独自の音色が加わり、その音楽独特の雰囲気を作り出します。その結果が非常に複雑な音の現象 ― 音楽なのです。そして、アンサンブルはこの音楽に通じるドアを開きます。

高いクオリティを備えた内部構造にふさわしく、アンサンブルのコンポーネントの外観は見て喜びを感じさせるものです。その洗練された優雅なデザインは居間の雰囲気にしっくりと溶け込みます。時計で言えば精密に組み立てられた素晴らしいスイス製時計であり、派手でけばけばしい目覚まし時計の類とは正反対のものです。

結論として音楽システムのクオリティは、私たちがシステムを技術的に意識することなく、どこまで完全に音楽そのものに没入することができるかということで判断できます。これは、偉大な音楽家の演奏を数小節、聴くだけで、その背後にある演奏技巧を意識することなく完全にその音楽の世界に入り込んでしまうことと似ています。録音の質のみをその限界として、アンサンブルは長年にわたって、このような音楽経験を可能とするコンポーネントを追求してきました。アンサンブル製品がもつ本物の感触は、何ものにも置き換え難いものです。
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